2011年11月29日星期二

ゲイン (Rogaine) 5% 「わたしが妊娠したら困

と洩れた声が、 松本に残してきた節子の声と、 いまここにいる節子の声がダブったあと、 女将の気だるい恍惚感のなかで、 うわ言のように言う声に丸まる。
「ええっ」
龍一が、 驚くように洩らした声がおかしかったのだろう、 ロゲイン (Rogaine) 5%
「わたしが妊娠したら困りますかぁ」
と甘えた声になって、 女将は悪戯っぽい眼を流す。
「いや、 妊娠させるようなことをしておいて、 困るなどとは言わないけど」
龍一が負け惜しみを言うのを笑ったあと、
「東京で、 大学教授の家に女中奉公していた小娘のときに、 大学教授を誘惑して、 虜にして、 プロコミル スプレー さんざん困らせたんだけど、 一度も妊娠しなくて、 プレイボーイ(早漏防止) 大学教授の奥さんから現場を抑えられるまで、 つづけたんですよ。そこを追い出されてから、 旅館の女中から、 仲居になって、 何人の男に抱かれたかわからないほど遊んだんだけど、 わたしは石女なんでしょう。ご安心なさってください」
「女将が、 儂に心を許してそう言うんだったら、 儂も話すが、 若いときからさんざん女遊びにうつつを抜かしてきましたがね、 一度も妊娠させたことがなかったから、 性欲は人一倍強いけど、 精子のほうは弱いんじゃないかなあ」
龍一は、 女将に対応して過去を話したとき、 あ、 と何かが胸のうちら側で弾けた。
龍一は、 慌てて頸を振る。そのことだけは考えたくなかったのだ。柳子が誰の子か、 などとは。
自分自身が女の上を渡り歩いているうちに、 チヨの寝間に侵入していって、 彼女を妊娠させ得る男が、 大家族の家のなかには、 わんさと居るのだ。まだ元気だった祖父。父。叔父。弟。従兄。そして使用人の誰か。誰がチヨの上に乗っていっても、 チヨなら一切声を立てず、 暴行が終るまでじっと耐え忍んでいるだろう。そして誰の子を孕んでも、 これは俺の子ではない、 と言えない立場にいるのが儂なのだ。外で遊んでくるたびに、 チヨも抱いてきたのだから。精液など残って居そうもなくても。
「わたしも性欲が女だてらに強いもんですから、 元気のなくなった宿六に相手してもらえなくて、 ドイツ情人(粉劑) 今日の今夜まで身悶えていたんですよ。だからといって、 誰でもいいってもんじゃありませんから困るんですよね」
チヨにそんなことはなくても、 チヨを抱きたいと思っていた男がいなかった、 などとは考えられなかったのだから。
「うん、 それは儂も同じだよ。女なら誰でもいいってことはないんだ」
龍一の声が震える。
「よかった。あなたと意気投合できて」
女将がまた抱きついてきて、 龍一の妄想を打ち消してしまったから救われた。
「うん、 儂も女将とこんな仲になれてうれしいよ」
「お互い、 死んだら地獄に落ちて、 灯心で竹の根掘らされる身ですねえ」
そうだろう、 その通りだろう。人間世界は曼荼羅模様なんだ。龍一は苦笑するしかなかった。
ここで歓喜に絶叫しても結界のうち、 娑婆に聴こえはしないだろうけれど、 何十メートルも離れていない一つ屋根の下で亭主が寝ているのもお構いなく、 宿の客と寝るようなことをするのだから、 一筋縄で括れる女ではないことを、 肝に銘じていなければと龍一は、 油断はしていなかった。
チヨとはそんなことは一度もなかったが、 しばらく寝物語をしているうちに、 射精して萎びていたものがまた勃起してきて、 龍一が女将の上に乗ってゆくと、

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