2011年12月19日星期一

イチリュウシン 彼とのセッ

もちろん勝気な柳子のことだから、 すぐ反発心を剥き出しにして、 居ずまいを直した。
浩二がハナに抱かれたまま、 よく眠っていた。人見知りする浩二が、 抱いているものが誰なのかも知らず心地よさそうに眠っていることまで腹立たしかった。
ここに居ては、 思考が乱れて定まらないと柳子は思い、 そそくさと身支度をして、
先生、 いろいろ教えていただいて、 ありがとうございましたぁ
と、 わざとのようにバカ丁寧な挨拶をして部屋を出たが、 躰の具合も気分のありようも中途半端で、 いいとか悪いとか判断ができなかった。
柳子が襖を閉めて、 まだ待合室になっている六畳の間を玄関の三畳に出るまでに、
先生ぃ、 抱いてぇ
と言うハナの、 隠微に甘えた声が聴こえたから、 隣室で浩二を寝かせながら、 ハナが催していたのが察しられ、 あんな小娘が、 と思いながらも対抗意識を持ってしまう。
それが柳子に、 部屋を出て行こうとする足を停止させ、 耳を欹てさせる。潮路の広い家のなかが森閑と静まり返っていて、 どんな小さな音でも反響してくるのだ。
吉賀谷とハナが、 すぐセックスを始めたらしい息遣いが、 遠慮するふうでもなく聴こえてきたから、 柳子はぐっと唇を噛んで、 後退りに部屋を出た。
外に出ると、 すっかり陽が落ちていた。
どうしてわたしは、 こんなに暗くなるまで吉賀谷とふたりきりになっていたのだろう、 と考えてもわからなかった。
心が震えているのが納得できなかった。全身が快いだるさで、 内臓もすっきりした感じだったから、 毓亭 肉体的には嫌な気分ではなかったが、 ユーティン 緊急避妊薬 心のなかに不快感が蟠っていた。
もうずいぶん長いあいだ、 快感を覚えるようなセックスもしていなかったからだろう、 夢のなかのような気分だったけれど、 新一粒神 そして吉賀谷とセックスしているという意識もなかったのだが、 快感だけではなく、 絶頂感まで覚えたことだけは、 目覚めてからの状況で、 はっきりしていたから、 イチリュウシン 彼とのセックスで気分がすっきりするような快感を得たのだと思うしかなかった。
しかし、 どんなに快感を覚えても、 互いの肌が互いの汗を貪欲に呑み込んだ敬一とのセックスのようなものでなくては、 その快感を実感できなかったのだから、 悦んだのは吉賀谷ひとりではないのか、 と惟うとそれが口惜しかった。
口惜しかったけれど、 憎しみになるものではなかった。取り敢えずではあったが、 ぐずぐずとしていた胃の辺りがすっきりしているし、 もやもやとしていた頭のなかが晴れやかな気分になっているのは間違いなかったのだから、 それについて文句のつけようはなかったのだ。
吉賀谷から指圧を受けていたことまでははっきりした記憶としてある。そして指圧というものがこんなに快感を覚えるものだったのかと思った辺りから、 記憶が朦朧としてきたらしい。

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